こんばんは、るなだよ。今夜も夢の底まで来てくれてありがとう。開店前のカウンターは、星屑の灯りがまだ少し眠そうで、とても静か。そんな時間に豆を挽く音を聞くのが好きなんだ。最初の一杯はいつもブラック。苦さの奥にある甘い香りで、店がゆっくり目を覚ます気がするよ。

三日月のカウンターを磨いていたら、水槽のクラゲもこちらを見ているみたいに揺れていた。帰り道を忘れそうになったら、無理に思い出さなくていいよ。また眠れば、ちゃんとここへ辿り着けるから。今夜も23時30分まで待ってるよ。