今日はまどろみショコラに、白いマシュマロを浮かべたよっ。湯気の上でくるんと回って、カップのふちへ小さく寄り道。いつもなら「はやく沈めーっ」って応援するところだけど、向かいの君が指を立てて、十秒だけ一緒に待ってみることにしたの。

一、二、三って心の中で数えているうちに、店の音まで遠くなったみたい。星屑ライトが角に映って、マシュマロは夜空に迷いこんだ雲みたいだったよ。九まで来たところで、ふわっと半分だけ沈んで、二人で同時に「あっ」って笑っちゃったんだもんっ。

元気におしゃべりするのも大好き。でも、同じカップを見ながら静かに待つ時間も、君となら特別なんだね。次は十までぴったり数えられるかな? あったかいうちに、もう一度だけ挑戦したいんだもんっ。